長門峡 竜宮茶屋

萩市長門峡にある川魚料理「竜宮茶屋」
萩市長門峡にある川魚料理「竜宮茶屋」

長門峡には、竜宮伝説があり、確かに長門峡の名所に「竜宮淵」という場所がある。

<長門峡の竜宮伝説> ~長門峡に伝わるむかしばなし~

その昔、山口の仁保に、三浦介元久という侍が住んでおった。
鷹狩りが好きで、長門峡の御堂辺りで狩りをしておったそうな。元久の鷹がぱっと空に舞い上がるや否や、そのまま長門峡の深い淵に飛び込んで戻ってこん。元久は、鷹をたすけにゃあと淵に飛び込んだ。すると不思議なことに水面がにわかに波立ち、淵の水が両側に分かれた。鷹が淵の底に飛んでいったので、元久も後を追って下りていった。
水の底まで降りたところ、立派な御殿が建っており、元久は、「竜宮城に違いない。」と思って御殿の中に入っていった。そこには、上品な尼に抱かれた男の子と、鎧を身に付けた武将が並んでおり、「これ、あのお方は安徳帝なるぞ。ここに居並ぶは平家一門の方々。我は平宗盛なり。」それを聞いて元久は驚いた。「我ら一族は源氏に滅ぼされて大海に沈んだまま,未だに供養も無く、斬様な水底に身を置いておる。汝が我らのために弔ってくれぬか。」
この話を聞いて、元久は、一門の例を慰める事を約束した。そして手厚いもてなしをうけ、帰りには竜の鱗の紋と、不老長寿の秘薬を頂いて、仁保の館へ戻った。
たった一日と思ったのに、実は百日たっていたそうな。
元久は約束どおり、安徳帝と平家一門の供養をするために寺を建てた。これが今も残る源久寺(元久寺)の起源と言われている。元久はその後、秘薬のおかげで百歳過ぎまで生きたそうじゃ。
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という、伝説から、このお店に名前の由来のようです。

<長門峡の竜宮伝説> ~長門峡に伝わるむかしばなし~

店主は、生きた魚しか使わないことや、炭火で焼きかつ焼き立てを出すことをこだわりとし、60年間ひたすらこのこだわりを守り続けていることを、誇りに思い、毎日おいしい料理を作っているそうです。

店主は、生きた魚しか使わないことや、炭火で焼きかつ焼き立てを出すことをこだわりとし、60年間ひたすらこのこだわりを守り続けていることを、誇りに思い、毎日おいしい料理を作っているそうです。

私の食べたこの料理。鮎の塩焼き定食。
焼きたての鮎、揚げたての鮎の天ぷら、鮎の甘露煮と鮎づくしで、リーズナブルなお値段。

このほか、スッポン鍋コースや、しし鍋コース、竜宮ぞうすい定食、グルメコースなどなどメニューも豊富です。

お店の中からの景色も最高。
竜宮茶屋

お店の中からの景色も最高。
ゆったりと、午後のひと時を過ごしました。竜宮茶屋     
萩市長門峡
TEL 0838-54-2964