ターミネータ・テクノロジ(Terminate) 有機農業辞典

ターミネータ・テクノロジ(Terminate)
有機農業辞典 ターミネータ・テクノロジ(Terminate)

種子会社が、自社の種を購入させるために、農家がその種から種(第二世代)を得られないように)遺伝子組み換えによって第二世代を発芽させない技術です。
これは英語のターミナータ(Terminate)終わらせるからきている、「最終の」「究極の」技術とよばれています。

 農作物の自由貿易は世界の飢餓の解消にはけして貢献しなのです。
 遺伝子組み換え農産物を推奨する人たちが「安く生産できるから世界の飢餓の解消に役立つ」などと主張しています
 農産物の輸出は、それを必要としている人たちのもとへ届くのではなく、もっとも高く売れるところえしか向かわないのです。安く生産して高く売るのが経済原則だからです。それでも全体の生産量が増えれば飢餓解消に役立つとお考えの人がいるかもしれませんが、安価な輸入農産物は相手の国の競合作物を駆逐するからです。
 結局のところ、食糧は可能なかぎり自前でまかなう以外道はないのです。
世界の多くの識者が指摘するように、どんなに苛酷に見える環境下でも、そこに住む人たちの食を供給できないような自然は存在しないのです。
 そして自然界は、それぞれの風土を創り、それぞれ完全無欠に循環しているから、人為的にこれを移動させることわできないし、攻撃を加えることは自殺行為であるのです。

有機農業辞典 ターミネータ・テクノロジ(Terminate)

有機農業辞典一覧 記事一覧

有機農業辞典 一覧
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2004/12/29 12:00
有機農業運動とは、地球に住む命のあるもの皆と調和・融合し、森・川・海・田・畑のことを、私たちが考えていこうというのが『有機農業運動』といわれています。
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2004/12/29 12:00
食の安全 有機農業辞典 食の安全とは、私達が食べる食の安心・安全に関して、フーズマイルズや農業生産性も私たちの生活に関して重要ですが 食の安全問題に関して記述いたします。
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2004/12/29 12:00
食堂の宗教 有機農業辞典 食堂の宗教とは、禅宗の修行僧の食事の作法を紹介している「食堂の宗教」があります。これにには、「受食五觀(じゆじきごくわん)」とわれています、
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2005/02/28 12:00
土産土法(どさんどほう) 有機農業辞典 土産土法(どさんどほう)とは、日本ほど、新鮮な食材が容易に手にはいる国は、珍しいといわれています。(フード・マイルズ )地元で取れたものを、もっとも理にかなった方法で料理する日本人知恵の知恵とされています。
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2004/12/29 12:00
身土不二(しんどふじ)有機農業辞典 身土不二(しんどふじ)とは、「体と土とは一つである」という考え方で、人間が足で歩ける身近なところ(三里四方、四里四方)で育ったものを食べ、生活することがよいとする考え方です。
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2004/12/29 12:00
馳走(ちそう)有機農業辞典 馳走(ちそう)とは、「馳走」(ちそう)に「御」をつけた丁寧語ですが、その昔、貴族の食事を作るために料理人が食材を求めて駆け回ったことが語源となっています。
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2004/12/29 12:00
農産物の流通の現状 有機農業辞典 農産物の流通の現状 は、生産者-農協-経済連-全農-中央卸売市場-中卸業者-小売店-消費者 という流通経路をたどり、生産者の顔が見えなくなっているのです。「先取り」-スーパーなど量販は、前の晩 セリにかけられる前に荷を引き取ることをいいます。
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2004/12/29 12:00
フード・マイルズ 有機農業辞典 フード・マイルズとは、農産物が生産者から消費者に届くまでの距離のことをいいます。海外の大規模生産者は、いいます「農産物が豊富にとれるところではその価値はありません。価値のないものを生産している者は報われないのです。」
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2004/12/29 12:00
ターミネータ・テクノロジ(Terminate) 有機農業辞典 ターミネータ・テクノロジ(Terminate)とは、種子会社が、自社の種を購入させるために、農家がその種から種(第二世代)を得られないように)遺伝子組み換えによって第二世代を発芽させない技術です。これは英語のターミナータ(Terminate)終わらせるからきている、「最終の」「究極の」技術とよばれています。