野菜の伝播の歴史

野菜の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう!

あなたの食卓に上がったいる野菜はいつ日本に来て、育てられるようになったのでしょうか、食卓にあがっている見慣れた野菜は昔から日本にあったと思われている人がほとんどでしょうが、在来種の野菜はほとんどありません。

 宗教の伝播や民族の大移動などいろいろなことで人の行動範囲が広がるにつけ伝播していきました。野菜の伝播の道を知ることは、文明、文化の伝播を知ることにもつながります。

さあ、地球を駆け巡ってきた野菜の道を見てみましょう!

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アスパラガス 伝播・歴史 アスパラガスの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう!アスパラガス 英名:asparagus 原産:南ロシアからポーランド方面の草原に広く自生していますが、原産は東部地中海地方及び小アジア方面とされています。 伝播南ヨーロッパよりクリミアの沿岸に広く栽培され、ギリシャ時代には栽培種でありました。日本への渡来は1780年前に伝わったとされています。最初はオランダ人が長崎に伝えましたが普及しませんでした、明治に再導入し栽培が」はじまりました。
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いちご 伝播・歴史 いちごの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう!いちご 英名:strawberry 原産:北米のバージニアいちごと南米チリいちごに起源とされています。伝播:世界への伝播は300年くらい前のこととされています。日本へは江戸時代に伝わったとされていますが、明治以後の導入で発達したとされています。
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いんげん豆 伝播・歴史 いんげん豆の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう!いんげん豆 英名:kidney bean 原産:中央アメリ米です。伝播:中米大陸発見時に、広く分布していたといわれています。ヨーロッパへは、早く伝わり、スペインやイタリアに土着し、17世紀には北欧でも一般に利用されるようになりました。中国には、16世紀末、日本には1654年に帰化僧隠元によって伝えられました。
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うど 伝播・歴史 うどの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう!うど 英名:udo sakad 原産:樺太から沖縄まで自生し、栽培も行われていた。伝播 韓国では、古来美味しい山菜として用いられていた、現在は栽培されていない。中国満州にも野生し、薬用に供せられている。
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枝豆 伝播・歴史 枝豆の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう!枝豆 英名:soybean 原産:大豆は中国原産でつるまめから出たと言われています。伝播:枝豆は大豆を完熟前に収穫し、食べていたもので。この食習慣は古くからあったと推定されています。日本へは太古に中国から渡来していた。
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えんどうまめ(豌豆) 伝播・歴史 えんどうまめ(豌豆)の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! えんどうまめ(豌豆) 英名:pea 原産:中央アジアから中近東が原産地とされています。伝播:栽培の記録は古く、地中海沿岸などで栽培されていた。中世になってヨーロッパで穀物として利用栽培されていた。 アメリカには新大陸発見と同時期に伝播し、インデアンの重要な食糧作物となりました。中国へは6世紀に伝播し、日本には10世紀とされています。
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オクラ 伝播・歴史 オクラの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! オクラ 英名:okura , gumbo 原産:熱帯北アフリカが原産です。伝播:エジプトでは13世紀には普通に栽培されていた。ブラジルへは17世紀に、アメリカへは19世紀初めに栽培され始めた、インド等では普及は早くから行われたが、日本への導入は1873年の記録が最初になる。
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かぼちゃ(南瓜) 伝播・歴史 かぼちゃ(南瓜)の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! かぼちゃ(南瓜)英名:pumpkin and squash 原産:日本南瓜は、南メキシコから中南米にかけてが原産で、栗南瓜は、南米ペルー、ボリビア、チリ北部の高原地域が起源とされています。伝播 中国には16世紀に伝わりました、日本にはポルトガル船により伝来したとされています。
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カリフラワー(花やさい)伝播・歴史 カリフラワー(花やさい)の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! カリフラワー(花やさい) 英名:cauliflower ,broccoli 原産:ヨーロッパの沿岸暖地の野生甘藍の一種が起源とされています。伝播最初の記さいは紀元前540年で古代ギリシャおよびローマ人がこれを栽培し食べていました。スペインには12世紀にシリアから伝わり、トルコ、エジプト当時しられていたそうです。日本には明治以降に伝わりました。
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からし菜 伝播・歴史 からし菜の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! からし菜 英名:leaf mustard 原産:アジアまたはアフリカが原産地と言われています。第一の中心地として中央アジア、第二の中心地として油用のものはインドで、栽培用の種は中国東部と日本で種の発達は中国であるとも言われています。伝播 栽培用の種は、中国からインドを中心にアジア一帯で栽培され、多彩な品種に分化したといわれています。 日本では、本草和名(918年)和名 に加良之とあるのが『からし菜』のことで、新選字新選字鏡(892年)太加奈とあるのが高菜で、延喜式(928年)のも芥子(からし)、菘(たか)と書かれ古代中国から渡来したものである。明治に四川青菜が昭和になっても各種導入あれている
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きゅうり(胡瓜) 伝播・歴史 きゅうり(胡瓜)の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! 瓜 類 Cucurbits きゅうり(胡瓜)英名:cucumber 原産:ヒマラヤ山麓に野生していることから、インドが原産圏の作物とみなされています。伝播:ヨーロッパ:紀元前にはすでに伝えられている、アーリア人の民族移動とともに伝えられたとされています。19世紀になり温室栽培が開始される。
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球茎甘藍 伝播・歴史 球茎甘藍の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! 球茎甘藍 英名:kohirabi 原産:ヨーロッパ.ででき、栽培された。伝播 マロー甘藍(marrow cabbage)から由来したもの、16世紀に栽培され始めた
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くわい 伝播・歴史 くわいの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! くわい 英名:arrow-head 原産:原産地は中国とされています。伝播 中国より日本に伝えられたとされています。
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子持甘藍 伝播・歴史 子持甘藍の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! 子持甘藍 英名:brussel sprout 原産:ベルギーのブラッセル方面で古くから栽培されていましたが、西欧に一般に普及したのは19世紀に入ってかれです。伝播 中国では、上海・香港に限られた栽培であまり普及していません。日本へは明治初年に甘藍等とともに導入されました。
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里芋 伝播・歴史 里芋の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! 里芋 英名:taro 原産:インド、セイロン、スマトラ及びマレー半島または、インド及び中国が原産とされています。伝播 古くから伝播した作物で特に原始マレー族の移動とともに太平洋一帯やアフリカに伝わり。新大陸発見でアメリカに伝わりました。中国には紀元前にすでに導入された記録がのこっています。日本にも、太平洋諸島の南方民族の移動により伝えられた、または中国から渡来したと考えられています。
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さつまいも(早堀甘藷)伝播・歴史 さつまいも(早堀甘藷)の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! さつまいも(早堀甘藷) 英名:sweet potato 原産:南メキシコおよび中央アメリカであろうといわれています。伝播 アメリカ大陸発見当時(1514年)、南米で9品種が記録されています。スペインに渡ったのは1500年ころで16世紀末迄には既に数品種が栽培れていたそうです。1597年には英国、インドなどにも伝えられ、スペイン探検隊によりフィリピン及び東インドにつたえられ、それがインド、中国に伝播したとされています。 中国に伝わったのは1594年にフィリッピンから導入し、福建省で普及しました。日本には、沖縄から鹿児島に伝わったとされていますが、フィリッピンから直接導入されたものもあったようです。8代将軍・吉宗のときに青木昆陽に命じ、救済食として栽培が始められました。
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山椒(さんしょう)伝播・歴史 山椒(さんしょう)の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! 山椒(さんしょう)英名:chinese pepper 原産:日本では、北海道より南の全国に自生し、韓国や中国にも分布している。 中国では古来より同属の植物種子や樹皮を薬用や香辛料として使っていたため多くの品名があり、四川山椒に代表される蜀椒が、これにあたります。
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しいたけ 伝播・歴史 しいたけの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! しいたけ 英名:shitake 原産:日本では、北海道から鹿児島まで自生しています。自生は中国、台湾でもあります。伝播:用途及び特徴:中国料理では貴重な食材とされています、ビタミンB2、ビタミンDが豊富です。
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しろ瓜(しろうり) 伝播・歴史 しろ瓜(しろうり)の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! 原産:中国、インド、中近東、アフリカなどに分布していました。古代より栽培や加工がされています。中国の香瓜の醤油漬、日本の奈良漬が有名です。白瓜、へちま瓜、堅瓜、黒門
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しょうが 伝播・歴史 しょうがの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! しょうが 英名:zinger 原産:原産地はインドとされています。伝播 古来の分布はインド及び東インド、北アフリカに分布し、マラリヤに対する発熱、解熱剤として重要な意味をもっていたと思われます。古代貿易重要な商品であり、紀元前からインドからヨーロッパへ乾燥した状況で運ばれていました。古代中国でも四川省産が有名であり、日本は古代、南方から伝播したと思われます。
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しゅんぎく 伝播・歴史 しゅんぎくの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! しゅんぎく 英名:garland chrysanthemum 原産:地中海沿岸地方の原産で、ヨーロッパでは、観賞用としてつかわれ、食用としては使われていない。インドなどでも広く栽培されている。伝播 中国では、嘉祐本草(1057年)が初めての記録とされています。中国へは南方をへて伝播氏中国全土で普及しました。日本のでは、尺素往来(1469年から1486年)に記されています。煮食用で、関西に多く特に鍋料理のさかんな瀬戸内海や北九州で多く利用されていました。
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ジャガイモ ばれいしょ(馬鈴薯) 伝播・歴史 ジャガイモ ばれいしょ(馬鈴薯)の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! ジャガイモ ばれいしょ(馬鈴薯) 英名:potato,irish potato,white potato 原産:一般の種は南米のチリが原産で、その他はペルー・エクアドル・ボリビアの原産です。チリに原生した馬鈴薯は有史以前にペルーに導入されたトウモロコシとともにインカの重要な作物となりました。
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すいか(西瓜)伝播・歴史 すいか(西瓜)の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! すいか(西瓜) 英名:watermelon 原産:西瓜(スイカ)はエジプトで紀元前2000年以上前から栽培されていましたが、アフリカの赤道付近が原産地とされています。西瓜は南部ロシア、中央アジア、中近東などの内陸で乾燥地帯を中心として発達したもので、乾燥地帯の飲み物として重要なものでした。 伝播:中国本土への伝播は12世紀前半とされています。日本では、1696年ころ長崎・鹿児島方面に土着しその後各地方に伝播したといわれています。
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スエーデン蕪 伝播・歴史 スエーデン蕪 の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! スエーデン蕪 英名:rutabaga 原産:ヨーロッパででき、栽培された。伝播 17世紀の初め、最初にボヘミアに最初の記載があり食用とされていました、その後18世紀にフランスに入り、米国にも伝えられました。
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セロリ 伝播・歴史 セロリの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! セロリ 英名:celery 原産:スゥエーデンの東部、アルジェリア、エジプト、アビシニアの湿潤な地帯から、コーカサス、パキスタン、インドの山岳地帯のもーロッパの沿岸暖地の野生甘藍の一種が起源とされています。伝播 東洋では、インド、中国、韓国、南洋等の日本以外の地で在来種が広く普及している。日本へのは、韓国を経て渡来したのが、1592年ころである。
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そらまめ 伝播・歴史 そらまめの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! そらまめ 英名:broad bean 原産:黒海及びアフリカの北部または中央アジア及び地中海とされています。伝播:エジプトや古代ギリシャで栽培されていました。アーリア人の移動にともないヨーロッパに広まったとも言われています。ギリシャ・ローマを通じて栽培され欧州南部に伝播しその後西部アジアに伝わったとされています。スペイン、ポルトガル、モロッコ、エジプト、トルコが地中海地方の古来からの産地となりました。アメリカへは、1602年以降にわたりましたが、気候に適用しませんでした。中国へは、983年の書には記されていますが、四川方面でのみ栽培されていたとそうです日本には、天平年間、聖武天皇(729年から749年)にインドよりの僧侶が中国を経由してきたときに一袋の種子を菩薩に供え、菩薩は兵庫県武庫村で試作されたのが始めだそうです。明治に欧米系の優良種が導入されました。
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せり 伝播・歴史 せりの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! せり 英名:water dropwort 原産:野生は満州、北海道から沖縄、台湾、インドにまで及ぶ。伝播 中国では、太古より食され、紀元前480にも『采の美なるものに雲夢の芹あり、雲夢は楚の地なり、・・・』の句がのこされている。韓国でもキムチに不可欠な材料となっている。 日本でも万葉集(753年)に『せり摘み』の歌が記されており古くから食べられていたことがわかります。
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だいこん(大根) 伝播・歴史 だいこん(大根)の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! だいこん(大根) 英名:radish 原産:不明 伝播 栽培はエジプトでは古代より普及し、塩、酢で食べられ、貧乏人は、葉まで調理に利用したことが、記されている。古代ギリシャ・ローマでも重宝され、ローマ人によりヨーロッパに伝えられ、ゲルマン人やスラブ人によりヨーロッパ各地に広められた、フランス・イギリスへは16世紀以降に伝えれた。 中国では紀元前に伝えられ、日本でも9世紀以前に伝えられている。
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たまねぎ(玉葱) 伝播・歴史 たまねぎ(玉葱)の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! たまねぎ(玉葱) 英名:onion 原産:原産地はウズベキスタンとされています。伝播 古い作物で、紀元前数千年から食用とされてきました。エジプトにも早く伝わり、次に地中海で発達しヨーロッパに伝わりました。アメリカには、16世紀にわたり、日本へは、アメリカ・ヨーロッパから明治に伝播しました。
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唐辛子 伝播・歴史 唐辛子の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! 唐辛子 英名:red pepper, green pepper, pimento 原産:熱帯アメリカが原産です。伝播:新大陸発見後スペインに渡り、さらに15世紀にイギリス及び中部ヨーロッパに伝わりました。中国には17世紀に伝わったとされています。日本・韓国には16世紀に伝わり迅速に各地に伝播していきました。
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トマト 伝播・歴史 トマトの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! トマト 原産:ペルー、エクアドルが原産です。伝播:有史以前にインディオの移動に伴ってアンデス高原から中央アメリカ・メキシコに伝播したと考えられています。16世紀にイタリアに伝わり、南ヨーロッパ(イタリア)で急速な発展をとげました。東洋にはポルトガル人によって伝えられ、中国では17世紀に記録がのこっています。日本には18世紀初期(1709年)が広まらず、明治初年開拓使によって再輸入されじょじょに発展してゆきました。
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まくわとメロン 伝播・歴史 まくわとメロンの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! まくわとメロン 英名:oriental melon and western melon 原産:エジプト北部とインドとされています。栽培として、貯蔵メロンはヨーロッパで発達し、東洋ではアフガニスタン、中国に分布し中国で発達しました。 西洋メロンは、古代エジプト時代にすでに栽培され、ギリシャ・ローマ時代には進化しませんでしたが、中世以後に、中近東諸国やエジプトからいい種子が導入され、16世紀には多くの種が栽培されはじめました。 日本には、明治初年にアメリカより露地メロンが導入されましたが、湿度・温度に適さずに明治36年ころにようやく温室栽培に成功し栽培が始まりました。
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なす(茄子) 伝播・歴史 なす(茄子)の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! なす(茄子) 英名:egg-plant 原産:インドが原産とされています。伝播:インドより中国へは西暦405年には伝えられたという文献がのこっています。日本への伝播も早く、西暦750の正倉院方書に最初の記録がのこっています、古くから日本でも栽培が行われていました。
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ゆり 伝播・歴史 ゆりの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! 原産:ゆりのうち食用に栽培されていたものは、『おにゆり』と『こおにゆり』である。日本、中国、韓国に野生し、古くから野生品を採取し利用されていました。伝播 中国では、薬用的効能が高く評価され、日本でも古来より薬用として盛んに利用されていました。
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れんこん(蓮根) 伝播・歴史 れんこん(蓮根)の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! れんこん(蓮根) 英名:east Indian lotus 原産:原産地は中国、インドとされています。 伝播 アジア各国、南洋、アフリカ、オーストラリア方面に分布して、花は宗教的に神聖なものとされていました。中国での記述は、紀元前になります。日本では、中国の僧侶により中国より伝播したそうです。
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ネギ(葱)伝播・歴史 ネギ(葱)の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! ネギ(葱)英名:welsh onion 原産:原産地は中国西部とされています。伝播 中国での漢民族が古代より栽培していました。日本では本草和名(918年)に記されて、『ひともじ』と呼んでいたそうです。
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ごぼう 伝播・歴史 ごぼうの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! ごぼう 英名:edible burdock 原産:ごぼうの野生はヨーロッパ、シベリア、満州に分布しているが、日本には分布していない。伝播 作物としての栽培は日本のみだそうです。中国では薬用として栽培されている程度です。日本では古くから栽培され、平将門征伐(940年)に食料として使ったという記録がのこっている。
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らっきよう 伝播・歴史 らっきようの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! らっきよう 英名:bakers garlic 原産:原産地は中国とされています。伝播 中国での栽培はきわめて古い作物です。
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分葱 伝播・歴史 分葱の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! 分葱 原産:原産地はシリアとされています。伝播 玉葱から変化したものとされています、中国での分葱は唐本草(656年から660年)に記されていますので、渡来は極めて古いものと思われます。日本では古く中国より渡来しました。
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にんにく(大蒜) 伝播・歴史 にんにく(大蒜)の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! 分にんにく 英名:garlic 原産:原産地は中央アジアとされています。伝播 栽培は古くエジプト、ギリシャの古代から知られ、インド、中国、韓国及びアフリカ各地にひろまった、ヨーロッパでは地中海地方を中心に発達しました。アジアは日本以外で利用が盛んであり特に中国では盛んに利用された。日本では本草和名(918年)に記されて、古い作物ですがあまり普及せず、韓国人の利用や薬用の意味で利用される程度であった
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ニラ(韮) 伝播・歴史 ニラ(韮)の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! ニラ(韮) 英名:chinese chives 原産:原産地は中国西部とされています。満州やモンゴルにも各地で自生しています。伝播 日本では、古書にも多くとりあげられています。
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はくさい(結球白菜) 伝播・歴史 はくさい(結球白菜)の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! はくさい(結球白菜) 英名:chinese cabbage 原産:中国の原産とされています。伝播 中国では斉民要術(560年頃)には今日見られるような各種の加工法が記されている。白菘と呼ばれていました。日本には、慶応2年に田中芳男氏が中国より導入したといわれています。
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漬菜 伝播・歴史 漬菜の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! 漬菜 英名:chinese mustard 原産:アジアが原産地です。中国及び日本で栽培されてきました。伝播 中国及び日本で、漬物用に栽培されてきました。小松菜・水菜、長崎白菜、彦島春菜、広島菜
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パセリ 伝播・歴史 パセリの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! パセリ 英名:parsley 原産:南ヨーロッパ地中海沿岸やアルジェリアで渓谷の石の間に自生するので、石(petro)の間生えるセロリ(selinum)からこの名前が付きました。紀元前よりギリシャ、ローマで愛用され、中世期以降北欧に伝わり、ドイツではパセリやその根の入っていない料理を発見できないといわれるくらい普及しました。伝播 東洋への伝播は遅れ、中国へは近年になって導入されました。日本では18世紀末にオランダぜりとして、長崎で栽培されました。
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人参 伝播・歴史 人参の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! 人参 英名:carrot 原産:中央アジアが東洋系品種の原産で、紫色人参は、アフガニスタンが発祥とされる。伝播 ヨーロッパには12から13世紀にアラブから導入され、スペイン(12世紀)、イタリア(13から14世紀)、フランス、ドイツ、オランダ(14世紀)、イギリスでは15世紀に栽培が始まり、16世紀には西ヨーロッパ各地に広がった。当時は紫色長人参が主で現在の色の人参は17世紀初頭から育種された。東洋への伝播も比較的新しく、元(1280年)ころ伝わったとされ、日本へは多識編(1631年)に初めてその名が現れました。
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ちしゃ 伝播・歴史 ちしゃの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! 漬ちしゃ 英名:lettuce 原産:南地中海地方、北アフリカ、西アジア、中央アジアより北部インド(カシミール、ネパール)、シベリアに広く分布し、原産は中国、インド及び中近東、地中海という説と中近東、コーカサス、イラン、トルコ地方という説があります。伝播 古代エジプト、ギリシャ、ローマ時代すでに栽培されていました。中世期以降にアーリア人によりヨーロッパに伝播されました。中国へは、食療本草(700年ころ)にかきししゃ、くきちしゃと紹介され、中国へは、ペルシャ商人により7世紀に持ち込まれたとされています。日本には、和名抄(923年から930年)に『ちさ』として紹介されている。在来種は掻ちしゃ(かきちしゃ)です。日本ではゆでて胡麻和えや酢味噌和えで、早春の野菜の少ない次期に食べていました。
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みつば 伝播・歴史 みつばの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! みつば 英名:japanese honewort 原産:東南アジアや北米温帯に自生し、日本列島では南千島より沖縄に自生しています。また中国、韓国及び台湾にも自生しています。伝播 中国では、野生のものを食べる習慣はありますが栽培してまでは食べませんでした。日本の場合は栽培野菜ということができます。 采譜(1714年)には『むかしは不食、近年食する事をしり市にもうる。春の間食し。』となっており、栽培され始めたのは、徳川中期の初めごろです。
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ふき 伝播・歴史 ふきの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう ふき 英名:butter-bur 原産:中国、韓国にも自生していますが栽培はされていません。日本では北海道より九州、沖縄まで自生し、栽培利用されていました。伝播 新撰字鏡(8892年)や本草和名(918年)に布々岐(ふふき)といい、延喜式(928年)には栽培のしかたが記されています。
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ほうれんそう 伝播・歴史 ほうれんそうの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! ほうれんそう 英名:spinach 原産:コーカサス地方が原産です。伝播 ペルシャやイラン地方で古くから栽培されていました、回教徒によって東西に伝播されましたが、その時代は比較的遅れ、ヨーロッパには11世紀ごろアラビア、アフリカ北部を経てスペインに伝わりました。ドイツには13世紀、イギリス、フランスには16世紀中半から記録されています。中国への伝播はこれより古く、嘉祐録(627年から649年)にペルシャより伝来したと僧侶が伝えています。日本へは中国より、1600年代に伝わったとされています。
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もうそうだけ(猛宗竹) 伝播・歴史 もうそうだけ(猛宗竹)の伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! もうそうだけ(猛宗竹) 英名:hairy bamboo 原産:中国が原産です。伝播:日本へは、1763年に薩摩藩内に植え100年で全国にひろまったそうです。
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わさび  伝播・歴史 わさびの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! わさび 英名:wasabi 原産:日本の冷涼な沢に自生して、栽培が始まった。伝播 和草和名(918年)に記載がある。
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やまいも 伝播・歴史 やまいもの伝播、歴史を知ることで私たちの育った大地を知りましょう! やまいも 英名:yam 原産:やまいもは、熱帯に多くの栽培種がありますが、日本で栽培されるものは、薯蕷(やまのいも)と大薯で、自然薯(野山薬)は日本の野生種です。伝播 薯蕷は中国の原産で、古くから中国と日本で栽培されていました、種の分類ははじめは、薯蕷(やまのいも)と、自然薯(野山薬)にわかれ、山中自生のものを『じねんじょ』、家に植えているものを『ながいも』といい、『つくねいも』とよぶものに分かれたと記されています。大薯はインドからマレーシア方面が原産とされています。